喬木教会礼拝説教  2005年5月22日(日)

主に対する情熱
  列王記上 5章15〜23節

◆神殿建築の準備

 15 さて、ティルスの王ヒラムは、ソロモンが油を注がれ、父に代わって王となったことを 聞き、家臣を遣わしてきた。ヒラムは常にダビデと友好関係にあったからである。 16 ソロモンも使節をヒラムのもとに遣わして、こう言わせた。
 17 「ご存じのとおり、父ダビデは、主が周囲の敵を彼の足の下に置かれるまで戦いに明け 暮れ、その神なる主の御名のために神殿を建てることができませんでした。 18 今や、わたしの神、主は周囲の者たちからわたしを守って、安らぎを与えてくださり、 敵対する者も、災いをもたらす者もいません。 19 ここに至ってわたしは、わたしの神、主の御名のために神殿を建てようと考えています。 主が父ダビデに、『わたしがあなたに代えて王座につかせるあなたの子が、わたしの名の ために家を建てる』と言われたからです。
 20 それゆえ、わたしたちのためにレバノンから杉を切り出すよう、お命じください。 わたしの家臣たちもあなたの家臣たちと共に働かせます。あなたの家臣たちへは、仰せの とおりの賃金をわたしが支払います。ご存じのように、当方にはシドンの人のような伐採の 熟練者がいないからです。」
 21 ヒラムはソロモンの言葉を聞いて大いに喜び、「今日こそ、主はたたえられますように。 主は、この大いなる民を治める聡明な子をダビデにお与えになった」と言った。 22 ヒラムは使節を遣わして、こう言わせた。
 「御用件は確かに承りました。レバノン杉のみならず糸杉の木材についても、お望みどおり にいたしましょう。 23 わたしの家臣たちにこれをレバノンから海まで運ばせ、わたしはそれをいかだに組んで、 海路あなたの指定する場所に届け、そこでいかだを解きますから、お受け取りください。 あなたには、わたしの家のための食糧を提供してくださるよう望みます。」

 先日、一人の営業マンが事務用品のカタログを持ってきてくれました。ただ届けるだけ ではなく、何とか私と会話をしようと心がけているようでした。その方が尋ねてきました。 「こちらは教会ということで、集会とかもやるんですか?」。私は、「そうですよ。毎週日曜日 に礼拝をしていますよ」と答えると、「そうですかぁ。じゃぁ…」といいながらキョロ キョロして、「やっぱり『牧師』さんとかもいらっしゃるんですか?」と。「そうですね^_^; ボクがその牧師なんですよ」。彼は驚いて「え!?あ、そうだったんですか!?失礼しました」と。
 私には、営業マンが来ると、ものを買ってしまう、という悪い癖(?)がありまして、今回は 何も買わないように、と応対を心がけていたのですが、あちらが恐縮して帰って くれました(^_^; どうも、熱心に勧められると断れなくなる...不思議ですねぇ。

 イスラエル王国は周辺諸国との戦争が絶えない国でした。紀元前1010年頃、ダビデが 王位を継ぎ、戦争においても勝利を収め、やがて戦争がなくなり、イスラエル王国は領土を 増やし、非常に大きな国となりました。そして紀元前970年頃、ダビデの子、ソロモンが 後を継いで王となります。
 今日はそのソロモンが、父ダビデに与えられた約束に従い、主の神殿を建てたい、という 情熱を燃やしている箇所であります。

 皆さんの周りには、情熱を燃やし、一つのことを一生懸命行っている人っていますか?
 一つのことを熱心に行っている人の姿は、見ていて気持ち良いですね。そして、熱心な 姿につられて、ついこちらも協力したくなったりします。情熱を持って一つのことに取り 組む時、その熱は自分だけでなく、周りの人にまで伝わっていくのです。

 ソロモンは、父の願望であった神殿建設に情熱を燃やしました。そして、ティルスの王 ヒラムが来た時、彼に相談すると、彼は快くソロモンの申し出を受け、協力を約束して くれたのです。

 熱心になることをあざ笑う風潮が、今の社会にはあるかも知れません。でも、私たちを 熱心に愛して下さった神さまを見習って、私たちも神さまに熱心になってみましょう。 その時、あなたの周りでも神さまの不思議な御業がなされるかも知れませんよ。