喬木教会礼拝説教  2005年7月10日(日)

神に喜ばれよう
  ヘブライ人への手紙 13章1〜5節

 ◆神に喜ばれる奉仕

 1 兄弟としていつも愛し合いなさい。2 旅人をもてなすことを忘れてはいけません。 そうすることで、ある人たちは、気づかずに天使たちをもてなしました。3 自分も 一緒に捕らわれているつもりで、牢に捕らわれている人たちを思いやり、また、自 分も体を持って生きているのですから、虐待されている人たちのことを思いやりな さい。4 結婚はすべての人に尊ばれるべきであり、夫婦の関係は汚してはなりません。 神は、みだらな者や姦淫する者を裁かれるのです。5 金銭に執着しない生活をし、 今持っているもので満足しなさい。神御自身、「わたしは、決してあなたから離れず、 決してあなたを置き去りにはしない」と言われました。

 「スンウ〜12歳の明日〜」という小説を知っていますか?ベストセラーになっているとかで、 買ってみたのですが、読んでいて最後には涙・涙でした。悲しい現実をつきつけられて終わ るストーリーなのですが、12歳の少年が、その悲しみに負けずに歩んでいこうとしている その姿。とても感動させられる内容でありました。
 先月の「百万人の福音」に、この小説の著者の記事があったので読んでみましたら、「スンウ」 という少年のモデルはイエスさまだ、というのです。通りで感動させられるわけですね。 まだ読んでいない方は、ぜひ読まれるようにお勧めいたしますよ。とても感動します。

 さて、もうしばらくその小説にから話させていただきます。私がこの小説を読み、感動 した理由は、人を変える力、人を生かす力、人を動かす力が何であるのか、その力が小さ な少年を通して示されていたからです。
 この少年は、身体的にハンディを負っていました。環境的も最悪でした。それにも関わ らず、本当に大きな力を持っていたのです。どんな力かといいますと、「愛」であります。
少年は、少年であるゆえに、人々から軽んじられる。利用される。無視される。暴力をふ るわれる。それでもなお「愛」を持ち続け、最後には人を変えた。これは本当によくイエス さまを現す姿だなぁと今になって思わされるのです。

 皆さんは、なぜ生きているのですか?
 今日知っていただきたいことは、皆さんは愛されるために生まれ、愛されるために生き ている、ということであります。
 今日、聖書は様々な奉仕をしなさい、と私たちに勧めています。その理由は何でしょう? 5節です。「わたしは決してあなたから離れず、決してあなたを置き去りにはしない」という 神さまの言葉です。
 実は、溜め込むのが好きな私たちは、自分が受けるであろう愛を一生懸命自分の内側に 貯めようとするのです。でも、本当の愛はそうではないのです。自分を注ぎ出す時に初めて 満たされるものなのです。
 イエスさまがあなたのために、その身を十字架につけたように、あなたもあなたの隣人の ために、その身を捧げてみませんか。
 あなたは愛されるために生まれ、全知全能なる神さまに愛されていることを実感できま すよ。